バツイチ33歳女「ひとり大好き」だけど彼ができた。恋愛不調だった私がした5つのこと

これからは「ふたり時間」も楽しみたい(イラスト・古本有美)

ネットで全世界に向けて恋人募集する行為を、恥ずかしさもためらいもなく実行したのは、1年前の5月でした。

1歳若かったあのときの自分に言ってあげたい。あのような発信をしなくても、意外と身近なところで彼ができるかもしれませんよ、と。先日、ひとり大好きな私に、ごく自然な流れで彼ができたのです。

性格がよくて、言葉を疎かにせず、趣味である相撲やプロレスなど格闘技の話ができて、人生の酸いも甘いも噛み分けている――。そんな彼は一回りほど年上の頼りになる人。

昨年5月、私は文章や写真などを投稿できるコンテンツプラットフォーム「note」で、「人生のタッグパートナー募集要項」という恋人候補を募集する記事を公開しました。(詳細はこちらの記事から確認できます)。その後、約10人から応募が来て、うち1人とパートナーになったものの上手くいかず、わずか1カ月で終了してしまいました。

ところが今年3月、DANROで「バツイチ32歳女『ひとり大好き』だけど彼は欲しい3つの理由」という記事を公開すると、状況が少しずつ変わっていきました。彼ができるまで、私が意識的に、または無意識的にしてきたことを振り返ってみることにします。

知人男性から連絡が来たついでに「紹介してください」と頼んでみた

まず、前出のDANROの記事を読んでくれた知人男性Aさんから連絡が来ました。Aさんは私の書く記事を読んで感想をくれたり、ときどき飲み会に誘ってくれたりするいい人です。

記事を褒めていただいた流れで、Aさんの優しさやフットワークの軽さに甘えて、ちゃっかり紹介を頼む私(画像を一部、加工しています)

Aさんとメッセージをやりとりする中で、「私に合いそうな人がいたら紹介してください笑」と図々しくお願い。こちらを面白がってくれているし、ダンディで素敵な年上男性だから、同じく素敵な大人の知り合いがいるのでは、と思ったのです。

彼は私に好みや要望を聞いてくれ、食事会をセッティングしてくれました。女友達を連れて行き、4人で和やかな雰囲気で会話を楽しんだものの、とくに何もなく終わりました。

ただ、新規の出会いの場に行ったのが久しぶりすぎて、とてもいいトレーニングになったなと実感。ありがたい機会だったと思います。

SNS用のプロフィール写真を写真家に撮影してもらった

続いて3月中旬、私はSNS用のプロフィール写真をプロに撮影してもらうことを決めました。とくに恋活を意識したわけではなく、5月に33歳の誕生日を迎える前に、自分の見せ方を整えておきたいと思ったのです。

日頃仕事でお世話になっていて、コミュニケーションしやすいタカハシアキラさんという写真家にお願いし、1時間半ほどかけていろいろなカットを撮ってもらいました。

筆者のTwitterアカウントより

プロに撮ってもらった写真は、「これ、自分?」と思えるほど満足度の高い仕上がりで、各種SNSやLINEのプロフィールアイコンを即変更。周りから好評だったり、「自分も撮ってもらいたい!」と連絡が来たりしたのは、プロの技術のおかげです。

女性からの誘いが続々。どんな誘いも断らず応じた

プロフィール写真を変えてすぐ、謎の現象が起きました。女性にモテ始めたのです(男性にはモテていません)。正確に説明すると、「私、モテモテ?」と勘違いするくらい、しばらく絡んでいなかった知人女性から連絡が来たり、食事に誘われたり、ということが立て続けにありました。

中には新規の出会いも。同世代で職業も近い女性Bさんから、TwitterのDMで「池田さんとお話ししてみたいです」と突然連絡をもらい、会うことになったのです。Twitterでの発信やDANROの記事を読んで、親しみを感じてくれているようでした。

氏名や勤め先を明らかにしていて、プロレスなど共通の“好き”があるBさんと会ったら楽しいに決まっている、と思いました。Bさんとランチに行ったのは、誘いをもらった3日後のことです。

初対面で意気投合した女性に「紹介してください」と頼んでみた

はじめましてのBさんと仕事やプロレストークで盛り上がるも、いつしか話題が恋愛・結婚などに転じていました。Bさんも前出の記事を読んでいて、私の恋愛不調を知っていましたが、改めて「離婚してから恋愛がさっぱりなんですよ〜。全然うまくいかなくて」と本音を伝えました。

けっこう意気投合した気がしたので、初対面の相手に対し厚かましいかも、なんて考えは捨てて、「私に合いそうな人がいたら紹介してください!」と、軽い気持ちで口にしました。

該当者が秒速で思い浮かんだ様子のBさんは、「Cさんがいいかも! いま付き合っている女性はいなかったはず。聞いておきますね」と親切でした。その後、Bさんに私の簡単なプロフィール情報を渡し、Cさんに共有してもらうことに。

プロフィールはシンプルにまとめた(画像を一部、加工しています)

プロフィール情報に加え、自分がどんな人なのか伝わりやすいTwitterのURL、そしてCさんとの共通の話題になりそうなDANROで書いた相撲観戦の記事のURLを送りました。Cさんは私に会いたいと思ってくれたようで、2週間後に3人での食事会がセッティングされました。

背伸びしない「いつもの自分」として、食事会を楽しんだ

当日は「下町の美味しいちゃんこ屋でガッツリ食べる。クロスバイクで移動する日だからお酒は飲まない」というスタンスで向かいました。

足元はスニーカーでボトムスはパンツ、Tシャツの上に薄手のウインドブレーカーを羽織り、背中にはリュックというスポーティな格好で現地へ到着。Cさんは「ここまでクロスバイクで来たんですか!?」と驚きつつも、「カッコいいですね」と言ってくれたのを覚えています。

帰り道、ペダルを漕ぎながら、「Cさんとはいい友達になれそうだな。よく食べるし、共通の趣味があるし」と感じていた私は、約1カ月後、Cさんとカップルになる未来があるなんて、まったく予想していませんでした。恋愛対象として意識していなかったからです。

恋愛不調の私がやってきた5つのこと

付き合うまでの経緯を書くのは気恥ずかしいし、詳細を知りたい人もいないと思うため割愛します。ただ、恋愛したいと思ってもできずにいた私に、こんなにすんなり彼ができたのは、以下のことをしたからだと思います。

(1)「彼が欲しい」という思いを発信する。

(2)「恋愛がダメダメである」と正直に言う。

(3)自分のことを人として好きでいてくれる相手、面白がってくれている相手に、「私に合いそうな人がいたら紹介してください」と素直に頼んでみる。

(4)最初から恋愛モードでいかない。期待せず「友達ができればいいな」程度のスタンスで臨む。

(5)自分の感情を素直に意思表示する

1年前、(1)と(2)は実践していましたが、ネットでの募集に振り切っていたので、(3)は一切していませんでした。今回(3)をやってみて、自分のことを「いいヤツだな」「面白いところもあるな」と好いてくれる人は、こちらのことを大事に思ってくれているため、変な相手を紹介してくることはありません。

必ず脳内でマッチングして、「池田さんとCさんは合いそうだ」と判断し、紹介してくれるのだと思います。(4)も重要で、期待せずに向き合うほうが、後々のダメージは少ないといえます。

(5)は言い換えると、嫌なものは嫌、いいものはいい、と相手にはっきり伝えることです。自分の主義に合わないこと、してほしくないことは我慢せず言葉にします。それで離れていく相手なら縁がなかっただけのことです。私も彼と関わるなかで、してほしくないこと、してほしいことは、その都度伝えてきました。

彼との良好な関係がいつまで続くかはわかりません。離婚をはじめ、かつて本気で恋に落ちた相手との別れを経験してきて、終わりのない関係なんて存在しない、と考えてもいます。

ただ、いくつもの偶然が積み重なった末、「大事にしたい」と思える相手に出会い、自分も大事にされている事実に感謝しつつ、これからは「ひとり時間」だけでなく、「ふたり時間」も楽しんで過ごしていきたいと思います。

 

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