「ひとりで寂しい」「愚痴を聞いて!」そんな女性のための新サービス「都合のいい女友達」を使ってみた

『寂しいときだけ構ってくれる都合のいい女友達サービス』

ひとりの時間の寂しさをうまく紛らわすことができない女性のために、「寂しいときや愚痴を聞いて欲しいときだけ、女性スタッフ(都合のいい女友達)がユーザーの都合に合わせて話を聞いてくれる」というサービスが登場しました。IT系のベンチャー企業・メンヘラテクノロジーの『寂しいときだけ構ってくれる都合のいい女友達サービス』です。

Skype通話(30分648円)か、LINE@(30分324円)のいずれかを選択し、相手とやりとりができます。早速、「都合のいい女友達」を捕まえて、都合よく利用(体験)してみました。見知らぬ女性と顔を突き合わせるのは緊張するため、今回はLINE@でのやりとりを選びました。

女友達を“都合よく”カスタマイズ

LINE@に登録したのち希望の時間帯を予約すると、事前アンケートが送られてきます。「呼んで欲しい名前、聞いて欲しい話、事前に共有しておきたい情報、触れて欲しくない話題やNGワード」のほか、希望する会話の雰囲気(落ち着いた雰囲気、真剣な感じ、敬語で……など)を記入するようになっています。

今回はリアルな女友達を感じたいので、アンケートには「NGワードなし、ラフな雰囲気、タメ語、率直な意見もほしい」と回答しました。気分に合わせて女友達をカスタマイズできるのは嬉しいポイントです。希望する話題については、今抱えている最大級のモヤモヤで、他人からしたらどうでもいい「家事をしたくない問題」を挙げました。

都合のいい女友達との最初のトーク

今回「都合のいい女友達」になってくれたのは、ゆうきさん。予約した時間に、恐る恐る「こんばんはー」とメッセージを送ってみました。ラフな雰囲気を希望したとはいえ、初めてやりとりする相手です。少し緊張しました。

すると、ゆうきさんから「やほ〜。最近何してるの?」と返ってきました。いきなりの友達感です。ロウだった心のギアをミドルに切り替えます。

ゆうきさんに誘導してもらう感じで、何気ない話を数分やりとりしたあと、わたしの「彼と花見に行った」という話題を機に、ゆうきさんがナイストスをあげてくれました。「彼と花見なんて素敵。そろそろゴールインも近いんじゃないかな」

ゆうきさんのナイストスの瞬間

つまらない愚痴につきあってもらう満足感

ここで心のギアがトップに入りました。「そこが問題! 同棲して3年だけど、彼が結婚するつもりがないみたいで」と、モヤモヤの核心をつい書いてしまいました。

わたしの愚痴の本質は「結婚しないのだったら、同棲ではなくひとり暮らしがよかった」、つまり「ひとりが楽」であり「奥さんでもないのに、家事(主に料理)をするのが嫌」ということでした。ゆうきさんは「家事分担はどうしてるの?」「ひとり暮らしは自由だもんね」と、わたしの気持ちを肯定しつつ、真摯に愚痴を聞いてくれました。

話したいことを上手にアシストしてくれる「女友達」

気がつけばあっという間に29分が経っていて、そろそろクロージングに入らなくてはなりません。「もう少し話をしていたい」という名残惜しさもありつつ、「今日は愚痴を聞いてくれてありがとう」と、ゆうきさんとのやりとりを終了しました。

サービスを体験して最初に思ったことは「すっきりした。でも、もっとやりとりしたい!」という気持ちでした。

見知らぬ人と30分のやりとりなんて間が持つかしらと危惧していたのですが、やってみると本当にあっという間。リアルな友達を捕まえて愚痴を聞いてもらったときは、確実にこれ以上の時間を彼女たちから奪っていたのか……と反省もしました。

名残惜しさを感じつつクロージングトークへ

ひとりの時間を不幸にしないために

サービスを開発したメンヘラテクノロジーCEOの高桑蘭佳さんは、東京工業大学大学院の学生です。サービス開発の経緯を高桑さんはこう話します。

「わたし自身、彼氏の不在時間が辛く、寂しいときだけ女友達に頼っていました。わたしのようにひとりの寂しさをうまく紛らわすことができない女性たちにインタビューした結果、恋人がいる、いないに関わらず『ひとりの時間が寂しい。とはいえ、女友達に都合よく連絡するのは申し訳ない』という悩みを抱えていることがわかり、『都合のいいときに、都合よく相手をしてくれる女友達がいればいいのに』と当サービスを開発しました」

確かに、忙しい友人を捕まえて長々と愚痴を聞いてもらうのは気が引けるものです。そう伝えると高桑さんは「『あの子、都合がいいときにだけ連絡してくるよね』と言われかねませんよね。そうなると、自分も周囲も不幸です。ひとりの寂しさを不幸にするのではなく、上手に緩和してみんなが幸せになる、そんなサービスを目指しています」と語りました。

利用者は20代から50代と幅広く、話題の多くが恋愛や家庭、仕事の愚痴とのこと。本格的な始動は5月中旬を予定しており、今後は利用時間の延長や深夜対応も考えているとのことです。

ひとりの時間を持て余した女性たちの心の拠りどころとなる、そんな画期的なサービスとなりそうです。

 

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