ぜいたくな「温泉旅館ひとり旅」 プライベート温泉をひとり占め

「界 仙石原」の温泉(写真提供:星野リゾート)

おいしい食事をいただいて、ゆっくり温泉につかって、ひとり気ままにのんびり過ごしたい。でも、温泉旅館へのひとり旅には抵抗がある…。そんなおひとりさま向けの宿泊サービスが誕生しました。

おひとりさまにうれしい「個室ごはん」と「客室温泉」

ひとり温泉旅の提供を始めたのは、星野リゾートが運営する全国の温泉旅館「界」ブランドの14施設です。

ひとり旅で気になるのは食事ではないでしょうか。そんな悩みを解決してくれるのが、個室もしくは半個室での食事の提供です。人目を気にせず、会席料理をゆっくり楽しむことができます。

また、「界」の多くの施設には、客室内でも温泉に入ることができるルームタイプがあります。対象となる施設は、今のところ鬼怒川、箱根、仙石原、伊東、アルプス、松本、加賀、出雲、阿蘇の9施設となっています。

チェックアウトは翌日の正午。昼までお風呂に入ったり、のんびり過ごしたりすることができます。

「界」の多くの施設では客室内でプライベート温泉を楽しめる(写真提供:星野リゾート)

ひとりでも手持ち無沙汰にならない

館内には、地域の歴史や文化などにまつわる書籍や写真集が置いてある「トラベルライブラリー」や、工芸品や食品が並ぶ販売店もあります。

各施設それぞれのお勧めポイントがあるのも特徴です。例えば、昨年7月にオープンした「界 仙石原」のテーマは「アトリエ温泉旅館」。手ぬぐいの絵付けの体験教室が毎晩開催されていたり、デッサンや盆栽、写真などのワークショップが週末に開かれていたりします。

部屋でゆっくり過ごすだけではなく、アクティビティに参加するという選択肢もあります。自分に合ったコンセプトの施設を選ぶと、より旅が充実しそうです。

館内のショップで地域の工芸品などを販売(写真提供:星野リゾート)

首都圏近郊の施設で人気

今回、星野リゾートが「ひとり旅プラン」を提供したのにはどのような背景があったのでしょうか。界マーケティング担当者に話を聞きました。

「もともと『界』ブランドの施設には、個室や半個室の食事処をはじめ、無料で気軽に楽しめる館内の施設がありました。そこで、おひとりさまでも温泉旅館をじっくりと楽しめる『ひとり旅』が提案できるのではと思い、より足を運びやすい料金価格を全施設で統一して、今回のプランが誕生しました」

料金は通常料金より最大で約30%割引のプランもあるとのこと。2019年3月にスタートしたばかりのため、まだ明確な反響はないけれど、首都圏近郊のアンジン、 仙石原、川治、鬼怒川などでは予約が好調だそうです。

「温泉旅館にはひとりでは宿泊できない、と思われている方もいらっしゃるようなので、

思い立った時、おひとりさまでもお越しいただければと思っています」

宿泊料金は1人あたり、1泊2食付きで2万4000円から。(写真提供:星野リゾート)

この機会に、「温泉旅館ひとり旅」のデビューをしてみませんか。癒しの温泉に、居心地のいい空間、そして贅沢な食事が、おもてなしをしてくれそうです。

 

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