ひとりで犬を飼うときに注意すべきこと…愛犬が「良い一生」を送れるように

ひとりで犬を飼うときに注意すべきこと…愛犬が「良い一生」を送れるように
筆者がひとりで飼っているゴールデンレトリーバーの愛犬

私がまだ家族と一緒に暮らしていたころ、ゴールデンレトリーバーという大型犬を飼い始めました。しかし、思わぬことが重なり、犬が3歳になったころから私ひとりで飼うことに。いまも元気で暮らしていて、先日、14歳の誕生日を迎えましたが、今回は「ひとり」で犬を飼う楽しさと悩みについてお話しします。

犬は大切なパートナー

まず、家に犬がいると、それだけでずいぶん気持ちが癒やされます。スヤスヤ眠る息遣いを聞いていると安心しますし、なでたり抱きしめたりすると温もりが伝わってくるんです。ときには、他人には言えない話も聞いてくれる犬。海や山、川に連れていって、思いっきりアウトドアライフを楽しんで、犬と喜びを分かち合うこともできます。

また、犬は「この人といると楽しい」と思うと、人間と信頼関係を築くことができ、犬と人が強い絆で結ばれることが科学的に証明されています。言葉は通じなくても、見つめ合うだけで、互いに気持ちが通じ合うのです。現在、猫に関しても、犬と同じように人と絆で結ばれるのではないかと、京都大学で研究が進められているそうです。

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癒やし、癒やされるという意味で大切なパートナーである犬ですが、健康的な生活を送ることができるのも犬のおかげです。我が家のオス犬は毎日、朝と夜に30分~1時間くらい散歩するので、自然に身体を動かす生活ができています。私は怠け者のフリーライターなので、ひとりだったら、取材がない限りパソコンに向かってばかりで、運動不足になってしまうでしょう。

時間も手間もお金もかかる

いまでこそ老犬になって運動量が減った彼ですが、若いころは、朝晩1時間ずつの散歩が欠かせませんでした。しかも水猟犬なので、朝から池にザブーンと飛び込んでしまうことも。水と泥まみれの犬をそのままにしておくわけにもいかず、シャンプーをして、乾かして、ご飯を食べさせ・・・。

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水遊びが大好き

当時、会社員だった私は、あえなく遅刻ということもありました。くたくたになって帰宅するのですが、もちろん夜の散歩にも行きました。

しばらくそんな生活が続きましたが、犬は群れで生きる動物なので、長時間ひとりで留守番するのは向きません。そこで、犬と一緒にいる時間を作りやすいフリーライターという仕事を選んだのです。

動物健康保険大手のアニコム損害保険が2016年に実施した「どうぶつkokusei調査」によると、動物の留守番時間が長いと呼吸器や循環器、肝臓・胆のう・すい臓、筋骨格系の病気になりやすいということです。長時間離れて暮らしていると、動物のちょっとした変化に気づくことができないため、動物病院に行ったときには病気が進行していることが多いそうです。

私は、多くの時間を犬と一緒に過ごしますが、長時間取材で外に出かけるときや出張するときは、かかりつけの動物病院や信頼できるペットシッターに犬を預けています。

犬を預けると安心して仕事ができるのでいいのですが、その分、お金もかかります。自宅のある大阪から東京へ出張する場合、1泊24時間で犬のペットシッター代は、約1万円。36時間預けると、私のホテル代と変わりありません。格安航空券を予約しながら、何のために働いているのか「トホホ・・・」となることもありますが、可愛い犬のためなので「よし」としています。

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猫の場合も、水を替えたり、新鮮なフードを与えたり、猫砂を変えたりする必要があるので、ペットシッターは必要ですし、あまり長時間留守番させると寂しがるという実験結果も出ています。

ペットが困らないようにすべきこと

子犬や子猫のときからペットを飼った場合、最近は飼育環境も良くなってきているので、約20年生きると言われています。大型犬の場合、小型犬よりも寿命が短いと一般に考えられていますが、それでも16歳前後まで生きる犬もいます。

ペットが良い一生を送れるようにするために、ひとり暮らしの人がペットを飼うときは、

・自分の健康に留意する
・長時間の留守番をさせない
・いざというときにペットの面倒を見てくれる人とつながっておく
・かかりつけの動物病院を持つ

ことをおすすめします。

最近は、飼い主に万が一のことがあった場合に備え、ペット信託契約を結び、ペットにお金をのこせるシステムも用意されています。ただ、それはあくまでも最悪の事態に備えてのこと。夫婦ではありませんが、最期まで添い遂げる覚悟が必要でしょう。

 

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