溜まったもやもや解消にオススメ! 簡単「手打ちうどん」で、スッキリ

著者が打った手打ちうどん

早く帰宅できる日、帰ってすぐにすること、それはなんといってもうどんを打つことだ。うどんといってもすぐにできる簡易うどんである。すぐに打てるのか、と思う人もいるだろうが、実は誰でもすぐにできるのだ。

用意するのものは至ってシンプル。冷蔵庫に残っている薄力粉をコップ一杯。コップ半分の水に塩を小さじ一杯溶かした食塩水。そして、フライパンだ。おもむろにフライパンに薄力粉を入れ、そこに少しずつ食塩水を入れてかき混ぜる。丸めやすい塊になるようにスプーンを使って混ぜていく。柔らかければ粉を足してもいい。だんだんと丸い塊になったらおもむろに手でこねる。

最初はふわふわの粉を混ぜていく。次第にトロトロになり、最後はしっとり粘り強くなる。力を込めて押したり引いたりして、粉っぽさがなくなるまで5分もかからない。うどんをこねると心が落ち着く。陶芸や彫刻に通じるものがあるが、陶芸と違って気が向いたときにすぐに自宅でできるのがいい。一度やるとやみつきになる。

生地をこねた後は、静かに寝かせるも、ビニールに入れて足で踏むも、粉を振ってすぐ切るのも自由。その日の気分によって適当でよい。ストレスが溜まっているなら思い切り叩いてもいい。むしろ八つ当たりしたほうがうまくできる。

うどんをこねるだけで、もやもやがスッキリ

うどんをこねるだけで、溜まったもやもやがすっきりするという不思議。しかも出来上がるとおいしい。ついつい毎日でもやりたくなるから困る。粉をこねて、すぐに切って茹でればあっさり稲庭うどん風に、しばらく寝かせればコシのあるうどんに、足で踏んだらどっしりモチモチした讃岐うどん風になるのもバリエーションがあっていい。

気持ちが固まったら、まな板を出して、薄力粉の残りを打ち粉として引き、その上で生地を伸ばす。麺棒があればそれにこしたことはないが、普通の家にはないだろう。なければサランラップの芯でも十分足りる。

うどん生地を薄く伸ばして、包丁で切る。麺が太いと茹で時間がかかるので、なるべく細く、薄く切っていく。ここで失敗したと思ったら丸めなおせばいい。再び伸ばして切るところからやり直せる。

お湯が沸いたら、切ったうどんを投げ込んでいき、途中でびっくり水(差し水)を入れ、うどんが浮き上がってきたら出来上がり。茹で時間はだいたい5~10分。麺が太くなってしまった場合は長めに、細くできたときは短めに茹でる。

こだわりをもたないのがラクでいい

毎週作るうちにどんどん「うどん切り」がうまくなり、最初は20分かかっていたうどん作りが、10分でできるように。なんだか上達したようで気分がいい。うどんの切り方が粗くて、ふつうのうどんより太くなったら、茹でる時に伸ばしてお湯に入れればいい。心にむらが出たときは、味噌煮込みにして卵を落としてしまえば、なおおいしい。

簡単うどんは、気ままに適当にがいい。

知人には、麺作りに手をだしたら、「おっさん道」ともいわれたが、蕎麦打ちをやるわけではないのだ。特に調理器具を揃えなくてもすぐにできるから、おっさん的こだわりはいらない。むしろこだわりがないほうが、気がラクだ。

週に一回やるだけで心の平穏が保たれて、しかもおいしいのだからやめられない。だんだん毎週やらないと落ち着かなくなってくる。「買った方が安い」と言われることもあるが、コストはほぼ同じ20円程度だ。しかし、自分で打ったうどんを食べると、特売5個100円で買ったうどんはもう食べられなくなる。それくらい、とにかくうまい。四の五の言わずに、家に薄力粉があったらぜひ一度、試してほしい。

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