「フレディもみんなで盛り上がれば喜んでくれる」 命日の「ボヘミアン・ラプソディ」応援上映会

「フレディもみんなで盛り上がれば喜んでくれる」 命日の「ボヘミアン・ラプソディ」応援上映会
上映前のイベントに登壇したギタリスト・ROLLYさん

27年前に病気で亡くなった、ロックバンド「Queen(クイーン)」のリードボーカル、フレディ・マーキュリー。その命日にあたる11月24日、クイーンとフレディの生きざまを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』の応援上映イベントが、東京・日比谷の映画館であり、筆者も参加してみました。

友人と訪れた20代の女性は「みんなで盛り上がったほうが、フレディも喜んでくれると思う」と語っていました。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』は11月9日に公開され、すでに90万人以上が観る大ヒットとなっています。応援上映とは、映画の上映中、登場人物に声援を送ったり、挿入歌に合わせて歌ったりと、スクリーンに向かって「応援」しながら観ることができるイベントです。各地の映画館で開催され、人気を集めています。

ボヘミアン・ラプソディ応援上映
ファン歴15年以上という30代女性(左)とファン歴数年の20代女性

「今日いる人は筋金入りのファン」

この日、参加したのは、TOHOシネマズ日比谷で開かれた応援上映。映画の上映に先だち、「クイーン偏愛家」というギタリスト・ROLLYさんが登壇しました。

ROLLYさんは「今日(会場に)いる人は筋金入りのファン。『ミュージック・ライフ』だけじゃなくて『ONGAKUsenka』(音楽専科社)も買っていた人。『ROCK SHOW』(シンコー・ミュージック)も買っていた人」と、往年の洋楽ロック誌を挙げたうえで、「そして『マカロニほうれん荘』も読んでいた人なんだから」と、クイーンのメンバーそっくりなキャラクターが登場したギャグ漫画についても触れ、会場を沸かせていました。

ボヘミアン・ラプソディ応援上映
会場には『マカロニほうれん荘』のTシャツを着た女性も

ROLLYさんは、フレディが闘病していた当時、自身がボーカルをつとめるバンド「すかんち」のアルバムレコーディングをしていたと振り返りました。「アルバムに、フレディ・マーキュリーを応援する意味で『ボヘミアン・ラブソディII』という曲を入れました」(ROLLYさん)。そのアルバムのトラック・ダウンのためにロンドンを訪れた際には、フレディの家に献花したといいます。

会場のあちこちから聞こえた「すすり泣き」

映画の上映が始まると、参加者たちは、曲に合わせてサイリウムを振ったり、スクリーンに表示される歌詞の字幕を見て歌ったり、曲の終わりに拍手したりして、楽しんでいました。『RADIO GA GA』が流れた際には、場内がひとつとなって両手を挙げ、手拍子が打たれました。映画の終盤には、会場のあちこちから、すすり泣く声が聞こえました。

この応援上映に参加した40代の男性は「初めて観たときは感動して動けなかった。今日は2回目なので、楽しんで『応援』できた」と語っていました。

ボヘミアン・ラプソディ応援上映
「(映画を)初めて観たときは感動で動けなかった」と語った40代の男性

なかには、映画をすでに「7回観た」という強者(つわもの)もいました。50代の女性グループ3人のうち1人です。クイーンのファン歴40年以上という彼女たちは「KISS、クイーン、エアロスミスが私たちにとっての3種の神器だった」「クイーンには、ひとことで言い表せない魅力がある」などと、「クイーン愛」を口々に語っていました。

ちなみに、筆者も映画の終わりごろ、泣いてしまいました。

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