エレカシの名曲「今宵の月のように」が赤羽駅の発車メロディに! 宮本さん「信じられない」

エレカシの名曲「今宵の月のように」が赤羽駅の発車メロディに! 宮本さん「信じられない」
ポスター・横断幕のイラストは、赤羽をテーマにした漫画が人気の清野とおるさんが描いた

JR赤羽駅(東京都北区)の発車メロディが11月16日から、地元ゆかりのロックバンド「エレファントカシマシ」の楽曲に変わります。11月8日に発表されました。赤羽といえば、飲み歩きが人気ですが、新しい名物になりそうです。

エレカシは、メンバー4人のうち3人が旧赤羽台中学校の同級生。1988年のデビューから今年で30周年になります。

発車メロディが変わるのは、宇都宮線(東北線)・高崎線・湘南新宿ラインが利用する5番線・6番線のホームです。

気になる楽曲は、東京方面行きの5番線が『俺たちの明日』。「さあ、がんばろうぜ!」から始まるハウス食品「ウコンの力」のCMタイアップ曲と言えば、お分かりになるでしょうか。

そして、埼玉方面行きの6番線が、エレカシの名前を一躍有名にした曲で、2017年のNHK紅白歌合戦に初出場したときにも歌われた『今宵の月のように』。東京と埼玉を隔てる荒川では、同曲のミュージックビデオの一部が撮影されています。月の出る晩、新しい発車メロディが仕事帰りの赤羽民たちを奮い立たせてくれそうです。

エレファントカシマシ「今宵の月のように」(elekashiofficial)

「故郷の駅の発車メロディに曲が使われるのは信じられない」

ボーカルの宮本浩次さんは、次のようなコメントを寄せています。

「ぼくは赤羽に行くといつだってほっとします。それは、赤羽はぼくの故郷だからです。そんな故郷赤羽駅の発車メロディにぼくらの曲が使われる、これはもう信じられないような、でも、誇らしく、うれしくなんかあったかい気持ちになります。本当にありがとうございます」

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清野とおるさんによるポスター

発車メロディの変更は、北区などによるプロモーション事業「東京都北区赤羽×エレファントカシマシ」の一環。漫画家の清野とおるさんが描いたエレカシのポスターや横断幕も11月中旬から順次、街中に飾られます。

清野さんは「赤羽で過ごした日々の背景には、常にエレカシの曲が流れていたように感じます。そして、曲に救われた事も何度となくありました」とコメントしています。

ちなみに、「ひとりを楽しむ」をコンセプトに今年5月にスタートしたウェブメディア「DANRO」の亀松太郎編集長によると、新しいサイトの構想中、「ひとり」というコンセプトに合う曲を聴きながらイメージを膨らませていたそうです。

「エレカシの『今宵の月のように』は、歌詞に『真夏の夜空 ひとり見上げた』というフレーズが登場します。ひとりでも気持ちを奮い立たせて生きていこうというメッセージが感じられる歌で、DANROのコンセプトに近いと思い、何度も繰り返し聴いていました」

地元居酒屋「エレカシの話題はよく出るよ」

発車メロディが変わるという話を一足早く聞きつけた記者は、飲みに行ったついでにお店の人の意見を聞いてみました。

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赤羽の居酒屋「食楽びっきぃ」のマスター・石田勝博さん(右)と石田貴大さん

居酒屋「食楽びっきぃ」のマスター・石田勝博さん(63)は、「店でもエレカシの話題はよく出るね。(赤羽)台中出身者が、自分はエレカシのいくつ下だとかいって自己紹介しているのを聞きます」。

一緒に店を切り盛りする息子の貴大さん(35)は3年ほど前、会社員時代の同僚たちと組んだバンドで、『今宵の月のように』をコピーしたそう。ちなみに本人はドラム担当です。

「気持ちのよいロック。あの暑苦しさみたいなのが良いですよね」。発車メロディの変更には、「たとえば、恵比寿駅なら『第三の男』とか特徴があるでしょう。赤羽にも『色』がつくのはうれしい」と歓迎していました。

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赤羽の居酒屋「笑和亭」の店長・高橋剛さん

笑和亭の店長・高橋剛さん(43)は、エレカシの日本武道館ライブにも行ったことのあるファン。

「中学生のときだったかな、初めて見たときは、ただ怒鳴っているような印象でした。でも、メロディがどんどん良くなって。『今宵の月のように』や『風にふかれて』はギターを良く練習しました。無骨さや孤独さ、男の哀愁も感じますよね」

高橋さんもまた、「地元色が出ていいですね」と喜んでいました。

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