北野武「未来の人たちが我々をシミュレーションしているのかも」

北野武「未来の人たちが我々をシミュレーションしているのかも」

「我々がこうやって生きているのは、未来の人たちがシミュレーションしているのではないか」。映画監督でタレントの北野武さんがそんなSF的な世界観を口にしました。東京・豊洲にオープンする体験型施設「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」の先行内覧会での一幕です。

「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」は、光や鏡や水を使ったデジタルアートを楽しめる施設。薄暗い通路でつながった各部屋そのものが作品となっています。無数の光の束が垂れ下がる部屋もあれば、人と同じくらいの大きさの球体で埋めつくされた部屋もあり、なかには、ひざ下まである水のなかを歩いて体験するものまであります。

これは、2016年に東京・お台場に設置された施設「DMM.プラネッツArt by team Lab」を進化させたもので、7月7日にオープンします。それに先行してメディア向けの内覧会が開かれ、ゲストとして北野武さんが登壇しました。

「パンツを脱ぐのも抵抗をなくしてほしい」

司会者から施設の印象を聞かれると、北野さんは、コンピュータが「倍とかじゃなくて、“べき乗”ぐらいの早さで進化していくなぁ」と驚きを口にしたうえで、独自の見方を語りました。

「SFとしてちょっと考えているのは、我々がこうやって生きているのは、未来の人たち、コンピュータが進化した世代が、我々をシミュレーションしているのではないか、と。コンピュータを使って『(チームラボ代表の)猪子が要るな』とか、(北野)武を作っておいて『こいつがこういうことをやるんだよ』っていうのを、何十年もあとから見ている可能性もある」

チームラボ プラネッツ TOKO DMM. com 北野武さん
左からPLANETS・野本巧さん、北野武さん、チームラボ・猪子寿之さん

施設を運営するのは、DMMが出資する株式会社PLANETS。その代表取締役の野本巧さんは、2016年に開催した「DMM.プラネッツArt by team Lab」について、水に浸かる作品では欧米の参加者に靴を脱いでもらうのが大丈夫か気になった、と話していました。

実際には、外国人も靴を脱いで楽しんでいたそうです。それを聞いた北野さんは、「いいですね。裸足になることに抵抗がなくなってきた。今度はパンツを脱ぐことに抵抗をなくしていただいて、『吉原 in ニューヨーク』という花魁ショーをやっちゃうという。じゃんじゃんやってほしい」と話して、記者たちを笑わせていました。

TAGS